無名の職人たちが日常生活のために作った実用品に「美」を見出した柳宗悦。
あの当時の下手物は、いまは「骨董」になってしまって値段がうんと高い。
あの当時の下手物は、いまは「骨董」になってしまって値段がうんと高い。
ガラス張りのショーケースに入っている
現役の「伝統的工芸品」もいいけれど、
綺麗すぎて物足りない。
さぁもう一度。日本に息づく「用の美」を探しに行こう。
日本の「美しい実用品」をめぐる旅。
その名も「民藝3.0」
2011.12.20
しみずしげとし
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今回は、エコプロダクツ2011で出会った美しいマイバックを紹介します。
この形に一目惚れ。使わないときは、たたむというよりかクシュクシュっと押し込んでまん丸に。たたんだときが特に美しいマイバック。もちろん、伸縮自在なので容量は十分。お米5kgまで入る。
おもしろいのがその起源。おばあちゃんのタンスの隅っこで見つけたと作者が話してくれました。さらに興味深いのが、おばあちゃん世代はこのバックを見て懐かしいと言うらしい。ひょっとすると、むかーし昔、全国的にこのバックが普及していたのかもしれない。どこかの特産品だったのか。
ご存知の方は情報提供お願い致します。作者も知らないその起源が非常に気になる。
■お店データItalist http://www.italist.jp/story.htmlコンセプトは「持っていてウレシク、使ってベンリ」確かな糸メーカーのものを厳選し、ひとつひとつ手編みでつくるオンラインショップで購入も可能。詳しくは上のURLへ修理も可能。長ーくお付き合いできそうです。