2012年5月12日土曜日

ほんとうのニッポンに出会う旅

 『ほんとうのニッポンに出会う旅』創刊記念トークセッション 
藤本智士(有限会社りす代表)  
 × 三島邦弘(株式会社ミシマ社代表) × 中川和彦(スタンダードブックストア代表)


このレポートといま思っていることを発信。


藤本さんの言う「ほんとうのニッポンに出会う」とは、その土地の
「美意識(=基準、standard)」を持ったひとに出会うということを意味するんじゃないかな。


今回の話し手である藤本さんは、大量印刷・大量廃棄の雑誌業界に疑問を持ち、
あたらしい”ふつう”を提案する「Re:S(りす)」という雑誌を発行していた編集者。
雑誌は一般的に刷って、売れ残ったら廃棄というサイクルらしいが、この雑誌は
売り切るスタイルをとっている。それは業界からみると異常らしい。


そしてこれまた異常な売り方をしているミシマ社の代表三島さん。この出版社は
仲介を通さず、直に書店に売るスタイルをとっており、これまた常識破りなスタイルらしい。


そして、スタンダードブックストアも変わりダネの本屋で、購入前にコーヒーを
飲みながら本たちを閲覧できる。


その3人の繰り広げるトークは割愛。ほとんど藤本さんがしゃべっていた感じ
だったけど、三島さんと中川さんは、心地の良い司会だった。


ここからは、3人のトークを聞いて いま思うこと。
やっぱり地方がいいよね。ってことだけどそれはなぜか。
画一的じゃない部分が残っているからだとおもう。
藤本さんの話にも出てきたけど「旅するのに飛行機は使いたくない。
過程がつまらない。高速も使いたくない。できれば国道も使いたくない。
国道はチェーン店だらけだから」と言っていた。
どこ行っても吉野家があって、マクドナルドがあって、イオンがあって
イオンモールは恐ろしく中身が似ていて、地元のそれと錯覚する。
観光地ももれなくそれが当てはまり、観光地を構成するものは
全国各地どこに行ってもほとんど同じで、景勝がちょっと違うだけ。


けどそんな観光地とはまったく関係なく、おもしろい地方(私は”まち”と
定義するが)が日本中に結構あって、都市から帰ってきた若い人たちが
そのまちで”しごと”をしてたりなんかすると間違いなくおもしろい。
みんな東京なんか向いていなくて東京ナイズされていなくて、独自の
「美意識(=基準、standard)」で暮らし・しごとをしている。
それに触れることがたまらなくおもしろい。
藤本さんの話では雪かきが例として挙げられていた。
「秋田の中央(秋田市)の人は、県南のひとたちは雪かきがうまいという。
 確かに横手のほうに行くと車が走りやすく、雪をかいた後がこう直角に
 なっていて、それをあたりまえのようにやっている。自然と。
 秋田の南部は夏は短いし、その短い夏はとんでもなく暑いし、それでもって
 冬の厳しさなんてとんでもなくて・・・中央の人はみんな南部で生活する
 ひとたちを尊敬している。」


その美意識をもって暮らしていると”まち”が生きるというか、他との違いが
目立ってくるというか。個性が出てくるというか。やっぱり”まち”はいきものだから。
そんな”まち”が増えてます。確実に。ここ数年旅してきて思うこと。
そしてそこに関心を持つ人も増えている。
これは、地方が、まちが、おもしろくなる兆しなんじゃないかなぁ。


さぁ、ガイドブックなんか捨てて”まち”に出よう。
まずは自分の”まち”がいいかもしれない。
案外、おもしろいものが待っているかも。

2012年1月18日水曜日

新年のご挨拶&引越しました


かなり遅れましたが、あけましておめでとうございます。


今年の干支は、「壬辰(みずのえたつ)



昨年は、震災・原発事故、個人的には転勤と激動の年でした。
2011年の年賀状に「人生が変わるくらいの年にしたい」
と書いたら本当に人生のターニングポイントになりました。


そして、2012年に入り、また転勤。今度は大阪勤務に。


さぁ、入社以来初めて関西に帰ってきましたよ。


温かく迎えてくれた盛岡の皆様ありがとうございました。
関西の皆様よろしくお願いいたします。


新たな刺激的な出会いがありますように。
今年は、実験と挑戦の年にしたい。


今年もお世話になります。


2012年 吉日
しみずしげとし


追記
ふみ友の皆様、新住所で手紙を贈ります。

2011年12月21日水曜日

民藝3.0




無名の職人たちが日常生活のために作った実用品に「美」を見出した柳宗悦。
あの当時の下手物は、いまは「骨董」になってしまって値段がうんと高い。

ガラス張りのショーケースに入っている
現役の「伝統的工芸品」もいいけれど、
綺麗すぎて物足りない。

さぁもう一度。日本に息づく「用の美」を探しに行こう。

日本の「美しい実用品」をめぐる旅。

その名も「民藝3.0」

                                                                         2011.12.20
                                                                                しみずしげとし

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今回は、エコプロダクツ2011で出会った美しいマイバックを紹介します。




この形に一目惚れ。使わないときは、たたむというよりかクシュクシュっと押し込んでまん丸に。たたんだときが特に美しいマイバック。もちろん、伸縮自在なので容量は十分。お米5kgまで入る。
おもしろいのがその起源。おばあちゃんのタンスの隅っこで見つけたと作者が話してくれました。さらに興味深いのが、おばあちゃん世代はこのバックを見て懐かしいと言うらしい。ひょっとすると、むかーし昔、全国的にこのバックが普及していたのかもしれない。どこかの特産品だったのか。
ご存知の方は情報提供お願い致します。作者も知らないその起源が非常に気になる。
■お店データItalist http://www.italist.jp/story.htmlコンセプトは「持っていてウレシク、使ってベンリ」確かな糸メーカーのものを厳選し、ひとつひとつ手編みでつくるオンラインショップで購入も可能。詳しくは上のURLへ修理も可能。長ーくお付き合いできそうです。

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