南部(藩)の残した魅力ある「もの・こと」を毎号ひとつずつ発信します。
由緒ある古いものから新しいものまで、あれこれと。
まずは盛岡周辺から掘りすすめます。
黄精飴(おうせいあめ)
/ 長沢屋 Since1853
アマドコロ(ユリ科)の地下茎の煮出し汁を砂糖、飴、餅粉に混ぜて
仕上げた求肥状の和菓子。
アマドコロの地下茎の煮出し汁は甘く滋養強壮に効果があるとされる。
昔は、砂糖が貴重だったろうから甘みはほぼアマドコロだったのかもしれない。
ひとつ4×2×1.5(㌢)でお値段50円です。
やわらかく、やさしい甘さ。確かにほんのり薬草のような味がする。
ひとつひとつ丁寧に紙で包んであり、その包装デザインが渋い。
賞味期限は10日ほど。
長沢屋ではその他に「葡萄飴」というのもある。
■お店データ
長沢屋
〒020-0884 岩手県盛岡市神明町2-9
(↑ハローワークの近く。
観光客向けに言えば、「釜定」や「ござ九」に近いといえば近い。)
9:00-18:30
定休日:日・1/1-3
http://www.okashi-net.com/mall/nagasawaya/cgis/top.cgi
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